「毒親」の症例タイプは千差万別!
「毒親」の「毒」のタイプは家庭ごとに異なります。
親子関係にお悩みごとを抱えた方々とのセッションを重ね、携わってきたメンタルコーチとして、目の当たりにした「毒親」のタイプの実例をご紹介いたします。
「私の親は毒親なのか…?」と疑問を抱えている方へ。
この記事で一例としてご紹介するタイプ例を読んで、ドキッ!とする方、ハッ!とする方、いらっしゃるかもしれません。もしかしたら、潜在的に親との関係にお悩みごとを抱えていらっしゃる方のヒントとしてお役立ていただければと思います。
これまで私がセッションをおこなってきた中でも、「自分の子どもとの関係」よりも「自分の母親との関係」に悩んでいる人の方が多かったように感じています。
真面目な人ほど、親子関係にとらわれて、そこから抜け出せなくなります。
「私の親だから」「私は親の子どもだから」そんな言葉が呪縛になります。どうしようもない生きづらさ、息苦しさを感じてしまう時があるかもしれません。
人生って、自分のもの。
親のものではないんですよ。
あなたの自由に生きていいんですよ。
子どもを「大人扱い」するタイプ
子どもが「子どもらしく」成長することこそがのびのびと心身を育むことに繋がります。
子どもを「一個人」として扱うこと、つまり子ども個人の考えや行動を尊重することはとても大切です。まだ小さくても、子どもも立派な一人の人間ですからね!
しかし、その意味を勘違いして「大人扱い」してしまう親が存在するのです。それは子どもの成長を阻害することに繋がります。
子どもは「一個人」の人間です。しかし、まだ「大人」ではないのです。「大人」になるため成長している段階ですから。その成長を阻害するものを背負わせてしまうのはあまりにも酷ではないでしょうか。
実は、私の親もこのタイプでした。
親から背負わされた「罪悪感」と「過度な義務感」は約30年間にわたり私の胸の内に根深く圧し掛かっていました…。
子どもとの距離感を見誤るタイプ
いわゆる「過干渉」と言われるタイプです。