あなたは選ばれ望まれる組織を作っていますか?
会社経営、組織運営で最も必要なものは?
心理カウンセラー、メンタルコーチとして
子どもから大人まで約2000人近くの方と
お仕事で接してきましたが、
子どもも大人も関係なく
組織運営において最も必要なものは
「理念」だということに
いきつきました。
「そんなの、わかってる!」
「今更?」
「みんな言ってる!」
など、さまざまなご意見が
飛び交いそうなところですが
これがない組織はバラバラで、
一体感がないんです。。。
また、あったとしても
誰も知らなければ一緒なんです。
その”言葉”が
その組織の人たちに浸透していることが
重要です。
そして、組織の理念と、
自分自身の理念や価値観が
一致していることが
さらに重要なポイントです。
そこに共感できないと、
居心地の悪い居場所に
なってしまいます。
あなたは自分自身の価値観や
理念を言語化したことはありますか?
実際には、ほとんどの人が
自分の価値観や理念は
言語化したことがないし
組織作りにおいて、
それを繰り返し話して
組織のメンバーと
共有できている人も少数です。
だけど、選ばれ望まれる組織作りにおいて
1番最初に取り掛かるのはここなんです。
自分の会社や自分が作る組織なら
自分で理念を作ればいいんです。
企業にお勤めなら、その企業の理念を
徹底的に理解し、みんなで共有する。
向かうべき方向は理念が指す方向です。
そして大事なことは
必ず掲げた理念は、
毎日目にするところに飾ったり
声に出したり、言葉にしなければ
共有できません。
あなたは作っただけで
満足していませんか?
どんなに立派な理念を掲げていても、なぜ辞めるの?
でも、どんなに立派な理念をかがていても
離職者を止められないのはなぜでしょうか?
答えは簡単
『結局は人間関係』
だからです。
みんな経験済みですよね?
いい仕事だったけど、
続けたかったけど、
人間関係でやむなく辞めてしまった
なんて話はどこにでもあります。
部下やチームのメンバーが
そうやって辞めていくのを
止められなかった経験もありませんか?
どんな励ましても引き留めても
辞めていかれると、
自分の無力感を
感じてしまいますよね。
辞めさせた人を恨んでしまいます。
「あいつのせいで」
「あの人が辞めればいいのに」
なんて思ってしまう。
崇高な理念を作っていても
人間関係の悩みの前には
敗北してしまいます。
あなたの組織を人間関係の悩みから解放する
だけどあなたの組織を人間関係の悩みから
解放します。
「そんなことができるの?」
「無理でしょ!」
「だって、他人は変えられないんでしょ!」
なんて言われそうですが
できます。
実際私は自分の組織で8年離職者0です。
一人妊娠で途中退職者が出たのですが
そこはカウントしないでおくとすると
0
です。
9割女性の職場で、です。
なぜそんなことができるのか?
私は自分の職場で皆に示している理念がありますが
それは全員に浸透しています。
また、別に行動指針も示しています。
それは
傾聴・承認・観察
です。
実はこの「傾聴」「承認」「観察」
は心理カウンセラーの
カウンセリングの基本と同じなんです。
またチームメンバーにも
クライアントに対して
理念と一緒に示しているものがあります。
【在り方】
①クライアントの存在を認め、個性を認める
②どんな時も「大丈夫だよ」と
味方でいる、信頼される
③クライアントを重視した環境を作る
【行動指針】
①クライアントにはルールを伝えて守らせる
②対話によりコミュニケーションをとる
③クライアントを喜ばせる
このことを実践してもらいます。
しかし、私自身も
チームメンバーに
同じことをしています。
【在り方】
①チームメンバーの存在を認め、個性を認める
②どんな時も「大丈夫だよ」と
味方でいる、信頼される
③チームメンバーが働きやすい環境を作る
【行動指針】
①チームメンバーにはルールを伝えて守らせる
②対話によりコミュニケーションをとる
③チームメンバーを喜ばせる
これが
離職者0を成し遂げ続けている理由です。
人間関係の綻びは
「早期発見」
「話し合い」
「改善」
で、修正できます。
傷が大きくならないうちに
見つけて手当することが
リーダーの仕事です。
日頃からの
観察を決して怠ってないけないんです。